同じような毎日だけど、空が毎日違うみたいに、きっと何かが毎日ちがう。そんな日々を、つたない写真と文で、残していきたいなって思ってます。


by aiaiai0617

窓辺で



はじめて電話が来て話したのが
ベットの横の窓辺でだった。
窓枠に肘をついて、外を見ながら話した。青い空が広がっていて、雲が白かった。
日曜の朝。時間がゆっくり流れた。
「それは、恋人にいう言葉だな」って彼は言った。甘ったれのあたしの台詞に少し戸惑っているみたいだった。
「そうかな」私はやり過ごしたけど、(お。やるな。)って一筋縄ではいかない感じに少し嬉しくなったりしてた。そんなこと言う人、初めてだったから。
あれから、たくさんの話をした。あたしの心が足りなくて喧嘩もした。そんな諍いが嫌いな彼は、諍いを繰り返すくらいならもうやめてしまったほうがマシという人だった。あたしは、波が多くて彼にぶつけてしまいたい人だった。
それでも、お互いが少しずつ折れてすこしずつ近寄って。
毎日繰り返される「だいすき」は、私の心を暖かくして、それからどきどきさせる。毎日なのに。
昨日、久しぶりに窓辺で話した。やっぱり日曜の朝だった。
やっぱり青い空が広がっていて、雲が白かった。

「だいすき」
やっぱり、そういって、電話を切った。
やっぱり、切るのが寂しくて、そしてどきどきした。
by aiaiai0617 | 2004-11-15 13:56 | つぶやき